ワルツィングキャット

ガタオ ロゼ

猫を弾いちゃう人の話。

 

 

 

 

五線譜は猫に似ている、と子供の頃から思っていました。

ト音記号の曲線や八分音符のしっぽ、四分休符の背中。

猫で楽譜を書いてみたら・・・

 

 

 

 



 

 

 

 

楽譜は「ワルツィングキャット」

実際の譜面どおりです。所々猫に化けているので演奏はできませんが。

https://www.youtube.com/watch?v=oaSQa-yCNjg

猫を弾いちゃう人とは、その作者、リロイ アンダーソン。

もちろん、猫を捕まえて鳴かせるのではなく、バイオリンで猫の鳴き声を再現して

メロディを奏でています。

 

 

 

リロイ アンダーソンのアイデアとエンターテインメント性には感心させられます。

彼は他にも「タイプライター」https://www.youtube.com/watch?v=wZCh4EY_kug

では本物のタイプライターをピアノのように弾き、

「サンドペーパーバレエ」では紙やすりを打楽器として使い、

「シンコペイテッド クロック」では時計の音を再現しています。

 

現在でこそ、サンプリングによっておよそどんな音でも楽器として使えますが、

彼の時代(1950年代)には画期的な方法論だったでしょう。

 

 

 

 

 

 

今になっては何だかビジネスのにおいを嗅ぎ取ってしまうのですが、

「ワルツィングキャット」、小学生の時ラジオから流れてきて大好きになった曲でした。

 

 

 

    この愛らしい猫の瓶はガタオ ロゼ。

    ポルトガル産の微発泡性ワイン。

    前述マテウスロゼよりさらに軽い感じがしますが、少し辛口でしっかりとした味わいです。

    フルーティな香りの、美しくおいしいワインでした。